輸配送管理システムなどを手がけるパスコ（本社・東京都目黒区、高橋識光社長）は２日、次世代輸配送管理システムソリューションの「LogiSTAR Geospatial LINKS」を構成する新サービスとして、「LogiSTAR Geospatial LINKS-Local」（-Local）の提供を開始した。

　「-Local」は地場配送に特化したクラウド型配車計画支援システム。従来の配車計画では配送先の住所情報をもとに配送伝票を集約、計画を作成していたため、河川や高速道路、駅などによるエリアの分断への対応が困難だったが、「-Local」ではそれらを考慮した配送区域が簡単に作成でき、人力による手修正やデータ加工の負担を軽減する。

　また、配車業務に必要な情報をひとつの画面に集約し、伝票情報を検索・確認しながら配車業務を行うことも容易となり、配車計画の作業時間の短縮が見込める。そのほか、ナビタイムジャパンの「ビジネスナビタイム動態管理ソリューション」を活用した運行状況の確認やナビゲーションの活用、traevo社が提供する「traevoプラットフォーム」との連携による動態情報の同一システムでの確認など、多様な動態管理サービスとの連携が可能だ。

　同社では「-Local」のリリースを記念したウェブセミナーを、11日から18日まで開催する。参加費は無料。セミナーの詳細、申し込みは次にＵＲＬまで。 https://pd.pasco.co.jp/l/915541/2024-11-07/nt36c