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　同人誌・ライトノベル・アニメ関連グッズの販売を行う虎の穴（本社・東京都千代田区、吉田博高代表取締役）は、ロジザード（本社・東京都中央区、金澤茂則社長）が提供するクラウドＷＭＳ（倉庫管理システム）「ロジザードＺＥＲＯ」を自社倉庫に導入し、繁忙期の人員配置で従来の約半数までの最適化を実現した。ロジザードが２日に発表したもの。

　虎の穴は、千葉県に大型倉庫を構えており、自社物流による安定した商品提供を強みとしている。同社では事業成長に伴う物量増加に対応するため、２０１８年に「ロジザードＺＥＲＯ」を導入。ＥＣでの予約販売や書籍購入特典など独自の販売ルールに対応するため、専用環境プランで利用し、業務用件に合わせてロジザードがオリジナル機能の開発を行った。

　同システムを用いた在庫のロケーション管理や履歴データの活用により、在庫精度が大幅に改善。また、出荷業務では、ラベル印刷を起点とし迅速に出荷作業に取り掛かれる体制を整え、ペーパーレス化と出荷速度の向上を同時に実現した。さらに、在庫データの分析と出荷量の予測を活用し、繁忙期の人員配置を従来の約半数にまで最適化した。