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2025/07/01
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カーゴニュース 2024年7月9日 第5257号
ロジスティード(本社・東京都中央区、中谷康夫会長兼社長)と住友ゴム(本社・神戸市中央区、山本悟社長)は4日、タイヤの空気圧・温度管理によるトラックの稼働率向上に向けた共同実証実験を今月から開始したと発表した。タイヤトラブルによる車両の稼働停止を未然に防ぎ、トラック輸送の効率化やドライバーの安全確保につなげることを目的としており、実証期間は約1年間を予定する。
実証には住友ゴムが提供する「タイヤ空気圧・温度管理サービス」を活用。具体的には、ロジスティードのトラックに装着したタイヤ空気圧監視システム(TPMS)でタイヤの空気圧と温度をモニタリング。GPSデータや加速度、積載重量、タイヤ摩耗量のデータを取得し、パンクの発生頻度検証やスローパンクの検知実証、空気圧・積載量・TPMS装着前後での燃費・タイヤ寿命の比較検証などを実施する。走行時にタイヤに異常が生じた際にはドライバーに通知するほか、車載用通信機からクラウドを通じて運行管理者にも通知する。これにより、一般的なタイヤ空気圧点検では発見しづらいとされているスローパンクも早期発見できるという。
両社は今回の実証を通じて、タイヤトラブルの予知によって車両の稼働停止時間を短縮するとともに、ドライバーと積荷の安全確保を目指すほか、適正な空気圧管理による燃費向上やTPMSの活用による運行前点検の効率化にもつなげる狙い。
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