カーゴニュース 2024年7月16日 第5259号
日本通運(本社・東京都千代田区、竹添進二郎社長)はこのほど、企業向け小口貨物輸送商品「プロテクトBOX」の国際輸送サービスである「プロテクトBOX GLOBAL」の提供を開始した。「プロテクトBOX」は陸海空の各輸送モードに対応した軽量・強固な輸送用器材で、貨物事故防止など輸送品質改善の観点から顧客から高い評価を得ている。また、簡単に組み立てや折り畳みができるため、梱包作業の省力化や作業時間の短縮を図ることができるなどのメリットがある。これまで国内輸送で広く使われてきたが、国際輸送でもニーズが見込まれることから新サービス「プロテクトBOX GLOBAL」を開発した。
プロテクトBOXはフタと側面のパネルに高い強度を持つテクセル素材を使用し、軽量ながら丈夫なボックス型器材とした。国際輸送は国内輸送よりも輸送距離や輸送時間が長く、輸送途中での荷扱いの回数が多くなるほど貨物汚破損などのリスクが増大するが、プロテクトBOXは強固な器材のため汚破損から貨物を保護できる。組み立てた状態では2段重ねも可能となる。
コスト面でもメリットがある。一般的なパレット梱包で用いられるストレッチフィルムやエアキャップといった梱包資材の使用量を減らせるため、梱包にかかる資材費や作業人件費を削減できる。
また、プロテクトBOXは耐久性があるため反復利用が可能で、配達時にBOXを回収することでゴミが発生せず、ゴミ処分の手間を省くことができる。一般的なパレット梱包でストレッチフィルムを使用した場合と比べ、1基あたり0・19㎏のCO2排出量削減が見込める。
食品原料メーカーの清水化学(本社・広島県三原市、清水隆介社長)は三原市~台湾・高雄市の輸出入でプロテクトBOX GLOBALを利用している。これまではパレットを利用して貨物の積み付けを行っていたが、作業品質や作業時間に課題があった。日通は同社にプロテクトBOXを提案し、作業品質の向上や作業負担が軽減できることが評価され、広島~台湾間の国際往復輸送に利用された。
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