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　ロジスティード（本社・東京都中央区、中谷康夫会長兼社長）とグループのロジスティードソリューションズ（本社・東京都中央区、米倉俊輔社長）は、倉庫運営の効率化と精度向上を実現する３Ｄシミュレーションサービスを３月26日から提供開始した。

　近年の倉庫運営は多種多様なマテハン機器による自動化・省人化が進んでいる一方、運営の複雑化により、日々の改善活動における定量的な効果の把握が難しくなっている。新サービスでは、ロジスティードグループが３ＰＬサービスで培ってきたシミュレーションのノウハウを活用することで、顧客の倉庫運営の設計から運用開始後の改善活動までを幅広く支援する。

　具体的なサービス内容は、顧客が設計した倉庫運営をデジタル空間上に再現し、運営上のボトルネックや導入設備のパフォーマンスを倉庫立ち上げ前に事前検証。また、作業者の歩行スピードやピッキングの生産性、マテハン機器の処理能力など、実際の倉庫運営で蓄積してきた統計情報と、顧客のＷＭＳから抽出した物量データを用いて、人の動きや設備をデジタル空間で再現。改善施策の立案と実行、施策効果の評価をあらかじめ確認できるようにする。