カーゴニュースオンライン

ロジスティード（本社・東京都中央区、中谷康夫会長兼社長）は１日から、物流ＤＸコンサルティングサービスの提供を開始した。グループ会社であるロジスティードソリューションズと共同によるもので、オペレーション領域におけるＤＸソリューションサービスと組み合わせることで、物流ＤＸの構想検討・企画立案から実行計画・改革の具体化まで、荷主企業の物流改革を包括的に支援する。

　物流改正法の施行に伴い、２０２６年度からは荷主企業や物流事業者に対して、物流に関する中長期計画の策定と報告が義務づけられる。とくに大手荷主企業では、物流戦略を統括し、物流業務の効率化や最適化を推進する役割を担う物流統括管理者（ＣＬＯ）の選任が義務づけられ、経営視点で社内外のサプライチェーン（ＳＣ）全体を俯瞰した物流改革の実行が急務となっている。

　今回同社が提供する物流ＤＸコンサルティングサービスは、荷主企業のＳＣ全領域における課題解決を、物流事業者ならではの実践的な視点で提案する。同社グループがこれまで個々に提供してきたオペレーション領域や設計・戦略立案領域の各種ソリューションをあらためてデジタル起点で体系化し、ＣＬＯ組織の活動をサポートしていく。