コメリ（本社・新潟市南区、捧雄一郎社長）は３月25日、静岡県菊川市に新たな物流拠点「コメリ静岡流通センター」を６月１日に開設すると発表した。同社グループとして12ヵ所目の物流拠点となり、新センターの開設で、静岡県内・東海エリアへの出店強化に加え、店舗までの配送リードタイム短縮も図ることで「２０２４年問題」の対応を進めていく。

　新センターは、延床面積約３９６６㎡で、山梨県、静岡県、愛知県を配送の管轄地域としており、ＴＣ（通過型物流センター）のほか、仕分けセンターとしての機能を備える。開発・運営はコメリの１００％子会社である北星産業が担当する。
　

　コメリでは重点施策のひとつに「物流センターの強化」を掲げており、今回のセンター開設はその一環。同社は「今後も社会インフラとして出店地域のお客様の住まいの困りごと解決や利便性向上を目指し、グループの中長期的な成長と企業価値の向上に努めていく」としている。