宅配大手3社(ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便)実績
2025/05/20
宅配・ラストワンマイル
物流データ・統計・調査
カーゴニュース 2024年8月6日 5266号
日本郵便(本社・東京都千代田区、千田哲也社長)はこのほど、2023年度の業務区分別収支を公表した。それによると郵便業務と銀行窓口業務は赤字となり、荷物事業を含むその他業務は大幅な営業黒字となった。
第1号(郵便業務等)は、営業収益1兆2183億円に対して営業費用が1兆3133億円となり951億円の営業赤字。第2号(銀行窓口業務等)も営業収益4802億円に対して営業費用5072億円で270億円の営業赤字となった。
一方、第3号(保険窓口業務等)は営業収益1720億円に対し営業費用1642億円で78億円の黒字を確保。また、第4号(その他=荷物、不動産および物販等)は営業収益8509億円に対し営業費用7403億円で1106億円の営業黒字。このうち、ゆうパックなど荷物だけでは、営業収益6107億円、営業費用5731億円で、376億円の営業黒字を計上した。合計では営業収益2兆7213億円に対し営業費用2兆7250億円で37億円の営業赤字だった。
また、23年度の郵便事業の収支は、営業収益が1兆1896億円、営業費用1兆2792億円となり、896億円の営業赤字。内訳は内国郵便が918億円の営業赤字だった一方、国際郵便は22億円の営業黒字だった。
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