広範囲で安否確認が可能

カーゴニュース 2024年9月5日 第5272号

「安否確認」自動送信、5ヵ所まで登録可能に

2024/09/05 07:00
安全・BCP

 キングソフト(本社・東京都港区、瀬沼悠社長)は、同社の提供するビジネスチャット・社内SNS「WowTalk(ワウトーク)」で提供してきた「安否確認機能」の自動送信機能において、設定できる地域の数を2つから最大5つに拡張した。


 「安否確認機能」の自動送信機能は、気象庁より震度5弱以上の地震が発生した際、地震発生地域を地域登録しているユーザーへ安否確認が自動送信される。今回の自動送信の「地域設定」を5つに拡張するアップデートにより、複数事業所での勤務や営業エリアが広範囲になるような場合でも、より迅速な安否確認が行えるようになる。


 新たな機能として、自動送信が行われた際に管理者へ通知メールを送信する機能を追加。これにより、管理者自身が自動送信の対象地域にいない場合でも、管理者は安否確認のメッセージが送信されたことをメールで確認できる。


 運送業の社員は常に移動していて局地的な豪雨や震災被害、どのエリアでどれだけの被害が出ているかは気象庁などのニュースからはすぐに確認できないため、キングソフトではこのツールの活用を提案。同社によると佐川急便では全ドライバー5万人規模で利用しているという。

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