カーゴニュース 2024年12月10日 第5299号

TOYO TIRE
T・B用タイヤ管理アプリを開発

事業化に向けテストも開始

2024/12/09 16:00
トラック車両・関連機器 DX・システム・新技術

 TOYO TIRE(本社・兵庫県伊丹市、清水隆史社長)は3日、トラック・バス用タイヤの状態を管理・把握するデジタル・アプリケーション「Tire SAPRI(タイヤサプリ)」(イメージ)の開発を発表した。

 

 「Tire SAPRI」は、トラック・バス用タイヤの使用状況を遠隔で確認できるもので、①摩耗予測表示機能②空気圧・温度モニタリング機能③状態異常検知・通知機能④タイヤの管理機能――の4つの機能を搭載している。

 

  「摩耗予測表示機能」は、タイヤの現在の摩耗状態と将来の摩耗状態の予測結果をタイヤの溝ごとに表示する機能で、計画的な交換やローテーションの管理に活用できる。

 

 「空気圧・温度モニタリング機能」は、タイヤの空気圧や温度をリアルタイムでモニタリングし、タイヤ点検の精度向上のほか、適正な空気圧維持による環境負荷の軽減が期待できる。

 

 「状態異常検知・通知機能」は、タイヤの残溝や空気圧、温度の異常を検知した場合にアラートメールを発信し、重大な不具合の未然防止につなげる。

 

 「タイヤ管理機能」は、タイヤ交換やローテーション履歴、保管タイヤなどの情報を一元管理でき、効率的なメンテナンス業務に貢献する。

 

 すでに物流事業者4社とテストマーケティングを開始しており、今後、事業化を目指す。

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