カーゴニュース 2024年12月17日 第5301号
陸・海・空の物流専門紙誌19社が加盟する日本物流記者会(会長・熊木茂夫通運情報社社長)は12日、第10回「物流人間大賞」にセンコーグループホールディングス社長の福田泰久氏を選定したと発表した。同賞は、広く物流分野で功績を示した個人を表彰するもので、同記者会が2015年に創設。今回の福田氏の受賞により、受賞者は10人となった。
福田氏は、日本を代表する物流企業であるセンコーグループのトップとして、同社の成長に類まれなる経営手腕を発揮するとともに、事業活動を通じて物流業界の発展や地位向上に貢献した。また、全国通運業連合会の会長を13年の長きにわたって務め、鉄道モーダルシフトの拡大や通運事業の発展に尽力するなど、物流業界のリーダーとして大きな功績を残した。
〈福田氏の受賞コメント〉
この度、物流人間大賞という素晴らしい賞をいただき、誠にありがとうございます。関係の皆様に心より感謝申し上げます。私は長年にわたり、通運、トラック、倉庫、港湾などの業界活動に携わってまいりました。微力ながらも、これら業界の発展に何らかの形で貢献できたことを誇りに思います。また、センコーグループの経営においては、物流センター事業やM&Aの積極的な展開、物流以外への領域拡大などで事業規模を大きく伸ばし、業界でも類を見ない新たな経営スタイルの構築に向けて変革と挑戦を続けています。物流業界は現在、人材不足や自動化・省力化、デジタルトランスフォーメーション(DX)、環境への対応など、数多くの課題に直面しています。しかし、これまでの業界活動や会社経営で培ってきた知見と経験を活かしてこれら課題に対処し、業界の更なる発展に寄与していく所存です。
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