電動式ごみ収集車の「エルフEV」向け架装発売
2025/04/15
トラック車両・関連機器
カーゴニュース 2025年1月28日 第5311号
横浜ゴム(本社・神奈川県平塚市、清宮眞二社長兼COO)は、トラック・バス用タイヤの空気圧を判定するAI搭載のアプリケーションを開発し、運送現場での実証実験を開始した。
タイヤ空気圧の日常点検において「空気圧ゲージ」による計測では、バルブ故障やエア漏れのリスクなどがあることから、ハンマーによる打音点検が主流となっている。ただ、打音による判定は熟練ドライバーでも難しく、手軽に判定できる方法が、現場では求められている。このようなニーズに応え同社ではMETRIKA(メトリカ)と協力し、打音からタイヤ空気圧を判定するAI搭載のアプリケーションを試作し、運送現場での実証実験を開始した。
同技術の実用化により、スマートフォンで打音を録音するだけで、アプリ上で空気圧値が把握できるようになり、専用機器の設置や判定スキルの習得がなくても、誰でも高精度な空気圧の点検が可能となる。今後は、実証実験を通じて、AIアルゴリズムの精度やアプリケーションのユーザビリティ向上を進めていくとともに、同社のタイヤマネジメントシステム「T・M・S」との連携も計画している。
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