ウーバー、スマホ修理サービスに即時配達提供
2025/02/20
宅配・ラストワンマイル
カーゴニュース 2025年1月30日 第5312号
EC運営などを展開するFun Standard(ファンスタンダード、本社・福岡県大野城市、大屋良介代表)は22日、同社が運営するブランド「PYKES PEAK」が実施した「置き配/宅配ボックスなのに日時指定」問題に関する調査の結果を公表した。同問題は、配送方法に「置き配/宅配ボックス」を指定しているにも関わらず、配達員への配慮として日時指定により再配達を予防しようとすることで、日中の余裕がある時間に配達できた荷物が、夜間の多忙な時間帯に集中してしまうというもの。これにより、19時~21時にかけてのピークタイムでの配達個数が増加してしまい、配達員の残業や交通事故を引き起こしかねない可能性がある。
この問題に対し、配達員からは「置き配には大賛成だが、日時指定には大反対。逆に物流の『2024年問題』に加担しているといってもいい」「政府や自治体は置き配ポイントや日時指定を推進しているが、再配達有料化など効果的な施策が必要」「日時指定になると、急ぎではないお客様にまで急いで配達しなくてはならなくなる」といった意見が寄せられたという。
日時指定は夜間指定になりやすいことから、Fun Standardでは「なるべく日中に指定するか、置き配もしくは宅配ボックスを備えているなら日時指定しないほうが、配達員の助けになる。『良かれと思って』が『ありがた迷惑』にならないよう、日時指定は慎重に行う必要がある」と指摘している。
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