鹿島建設
東京都大田区に都市型物流施設を竣工
2025/02/21
倉庫・物流施設
カーゴニュース 2025年2月20日 第5317号
センコーグループホールディングス(本社・東京都江東区、福田泰久社長)は14日、昨年8月に開設したトラック中継輸送専用施設「TUNAGU STATION 浜松」(浜松市浜名区)内に休憩施設「BREAK TIME」と、隣接地に「センコーグループ浜松物流センター」を開設した。
両施設とも建設をセンコーGHDが担当し、中継施設をセンコーが、物流センターをセンコーとランテックが共同運営。3温度帯物流に対応するとともに、トレーラ交換やドライバー交代、荷物の積み替えや一時預かり、配達代行などのサービスを提供する。他社の施設利用も可能にすることで、物流業界が抱える人手不足の解決にグループ一丸で取り組む。
今回、「TUNAGU STATION 浜松」内に開設した休憩施設は延床面積161㎡。休憩スペースや自動販売機、トイレ、シャワー室を備え、ドライバーがリフレッシュできる空間づくりに配慮した。
また、隣接地に開設した新センターは6階建て(倉庫4階建て)、延床面積3万4272㎡。このうちセンコーは1万9284㎡を使い、中部地区の繊維・機械メーカーなどの取引先をさらに拡大するとともに、中継施設の機能である荷物の積み替えや一時預かり、配達代行などのサービスにも対応する。また、1万3857㎡をランテックが冷凍冷蔵倉庫として活用し、旺盛なコールドチェーン物流需要に対応していく。新センターの屋根には太陽光発電設備、敷地内に大容量蓄電池を設置し、再生可能エネルギーの活用促進を図る。
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