国交省、「海事レポート2025」を公表
2025/10/02
行政
海運
カーゴニュース 2025年4月3日 第5328号
ウェザーニューズ(本社・千葉市美浜区、石橋知博社長)は、内航海運のさらなる安全性向上を支援するため、新たに高解像度の波浪予測モデルを独自開発し、「ウェザーニュース for business」において内航船向けの新たなサービスの提供を3月27日から開始した。
15日先までの各種気象・海象情報が確認できるほか、新たに開発した波浪予測モデルで、日本の沿岸域について72時間先まで1時間ごとの有義波高を2㎞メッシュの細かさで予測。予測モデルは精度評価の結果、気象庁の沿岸波浪予測と比べて約30%の精度向上が確認されている。
また、全国の内航船が寄港する主要港湾や航路上のウェイポイント(変針点)における7日先まで1時間ごとの波の高さ・向きや、風向・風速などを最大1㎞メッシュでピンポイントに予測。加えて、利用者は波や風の予測だけでなく、船の位置情報や台風の進路予測、海流、海面水温など、内航船の出発から到着までに必要な様々な海象情報を電子海図や気象衛星のマップ上に重ね合わせて確認することもできる。
こうした内航船の航海に不可欠な航路上や港周辺の海象情報について、海上の船長と陸上の運航管理者や荷主が、各々のパソコンやスマホから最新情報を確認して連携を強化することで内航船の安全運航や配船計画に活用できる。
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