カーゴニュースオンライン

　全日本トラック協会（坂本克己会長）と日本貨物運送協同組合連合会（御手洗安会長）は求荷求車ネットワーク「ＷｅｂＫＩＴ」の２０２５年３月の運賃指数を発表した。３月は前月比４pt増、前年同月比12‌pt増の「１４３」で、３月としては過去最高のレベルとなった。

　推移をみると、24年は１月、２月と１２０台だったが、年度末の３月から５月まで１３０台で推移。６月はいったん１２０台に下がったが、７月は１３０台に戻し、８月はついに１４０台に突入した。10月はいったん１３０台に戻ったが、年末需要を背景に12月は過去最高の１４７まで上昇。年明けは１月、２月と１３０台に落ち着いたが、年度末の３月は再び１４０台に上昇した。

　この指数は２０１０年４月を「１００」としたもの。３月末現在の求車登録件数は、19万３６５５と前年同月比１万９１９増（６・０％増）だった。

　24年度（３月末時点）の成約運賃指数をみると、「１３３・５」で前年度比11・１pt増。荷物重量別では、「荷物重量４ｔ以下」の指数が「１４１・８」で12・６pt増。「荷物重量４ｔ超」の指数は「１２６・９」で９・２pt増となっている。                ■