カーゴニュース 2025年8月21日 第5364号

ダイフク/25年12月期2Q
売上高、利益ともに過去最高を更新

2025/08/20 16:00
決算 マテハン

 ダイフク(本社・大阪市西淀川区、下代博社長)は7日、2025年12月期第2四半期の連結決算を発表した。同社では決算期を変更し、前期は4月〜12月の変則決算となった。そのため、今期の2Qの比較対象期間が、国内は前期4~9月、海外は前年同期となる。

 

 売上高は3264億円(前年同期比7・9%増)、営業利益は511億円(34・0%増)、経常利益は525億円(37・5%増)、純利益は376億円(26・6%増)となり、売上・利益ともに中間期としては過去最高を更新した。生産効率化やコスト削減への取り組みなどが寄与し利益が大幅に伸長した。

 

 また、受注高は一般製造業・流通業、自動車生産ライン向けが減少したものの、韓国、台湾における半導体生産ライン向け、北米における空港向けシステムが好調を持続し3344億円(0・2%増)となった。

 

 オンライン説明会で下代社長は「好調な営業利益は、クリーンルーム事業や北米のイントラロジスティクス事業がけん引している。また近年取り組んできた生産効率化や全社的なコスト削減が実を結んでおり、多くの領域で利益率は改善傾向にある」と説明した。

 

 通期の業績予想は、売上高6500億円と受注高7000億円については5月公表時から据え置いた。一方、営業利益は5月の公表時より55億円増の870億円、経常利益は同57億円増の900億円、純利益は同30億円増の680億円を見込む。下代社長は「トランプ関税の影響は地産地消を主とする当社には限定的だが、関連業種の投資計画への影響なども業績予想には織り込んでいる」と述べた。

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