国土交通省は17日から31日まで、「物流施設におけるＤＸ推進実証事業費補助金」の２次公募を行っている。物流施設における自動化・機械化・デジタル化の優れた取り組みについて、システムの構築や自動化機器の導入等への支援を行うことにより、物流施設におけるＤＸの強力な推進を図る。支援割合は２分の１で、システム構築・連携は１社あたり上限２５００万円、ＤＸ機器導入は１社あたり上限１億１５００万円。

　倉庫業法の登録を受けた倉庫事業者、第一種貨物利用運送事業者、第二種貨物利用運送事業者、トラックターミナル事業者、一般貨物自動車運送事業者、特定貨物自動車運送事業者、貨物軽自動車運送事業者、物流不動産開発事業者、これらの事業者と共同で事業を実施する事業者が対象となる。原則として、物流施設において複数社によるコンソーシアムを組み、共同で申請を行う方式も受付ける。システムベンダー等の事業者が、単独で申請を行うことはできない。