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　ラストマイルに特化した物流ソリューションを提供するエニキャリ（本社・東京都千代田区、小嵜秀信代表取締役）は16日、配送管理システム「ＡＤＭＳ（アダムス）」の機能を拡充し、宅配とルート配送に対応したと発表した。

　「ＡＤＭＳ」は配送・配車計画策定や最適ルート算出、配達員向けアプリへの連携、追跡・配達状況管理など、ラストマイルやエリア物流における運行管理者、荷受人・荷主、配達員向けの機能を搭載した配送管理システム。これまではフードデリバリーをはじめとした即時配達向けに提供されていたが、今回、「２０２４年問題」やドライバー不足を背景に、機能拡充によって宅配やルート配送にも対応した。

　また、ＥＣ事業者の場合、「ＡＤＭＳ」とＥＣサイトを連携させることで、注文から配達完了までの一連の業務に関する情報を倉庫や配達員、コールセンターなど関係者で共有可能。業務の効率化につなげることができる。