カーゴニュース 2026年10月1日 第5471号
東京冷蔵倉庫協会(武田信一郎会長)は9月25日、第37回「講演と懇親の夕べ」を東京都千代田区の都市センターホテルで開催し、会員事業者や業界関連事業者など約300人が参加し、交流を深めた。
今回の講演会には、元プロ野球選手の宮本慎也氏が登壇。宮本氏は現役時代、一貫して東京ヤクルトスワローズに在籍し、2004年アテネオリンピックでは長嶋茂雄代表監督からキャプテンの指名を受け、銅メダルに貢献。08年北京オリンピックでもキャプテンとしてチームをけん引した。
06年の第1回ワールドベースボールクラシック(WBC)でも王代表監督を支えて世界一に貢献。ゴールデングラブ賞を遊撃手部門で6回、三塁手部門で4回獲得し、とくに01年にはシーズン67犠打の世界記録保持者となった。現在は、日刊スポーツの野球評論家やNHKの野球解説者として幅広く活躍している。
講演会で宮本氏は「歩(あゆみ)~私の生き方・考え方~」と題し、幼少時代から選手時代までの出会いやそこで学んだ教訓などを紹介。質疑応答も活発に行われ、会場からは野球ファンならではの質問も寄せられた。
続く懇親会で乾杯の挨拶に立った武田会長(東京水産ターミナル)は、冷蔵倉庫を取り巻く環境について、「最近、(冷蔵倉庫を開発する)物流不動産に関する記事が新聞の紙面をにぎわせている。野球に例えると、我々冷蔵倉庫事業者にとっての物流不動産は、冷蔵庫という日本に大切な事業、社会インフラを支える事業の“チームメイト”という側面もあるが、レギュラーポジションを争う強力な“ライバル”という側面もある」と指摘。宮本氏の講演で紹介された心得も念頭に、「東冷倉として、これまでの実績や経験に甘んじることなく、各社が自分たちの生き方をきちんと決めていくタイミングに来ているのではないか」と語った。
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