三菱ロジスネクスト（本社・京都府長岡京市、間野裕一社長）は９日、eve autonomy（イブ・オートノミー）と屋内外の自動搬送ソリューション「eve auto（イブ・オート）」販売協業を開始、国内36社４００拠点に及ぶ販売ネットワークで提供を行っていく。

　「イブ・オート」は高い走破性を持つＥＶゴルフカーの技術と、世界中で利用されている自動運転ソフトウェアAutoware技術を組み合わせたもの。現在国内の工場や化学プラント、物流施設など約40拠点で60台が稼働している。駆動方式はＤＣモーターでリチウムイオンバッテリーを搭載し、最大牽引重量が１５００㎏、積載重量は３００㎏までとなる。

　この協業により同社では、屋内外の自動搬送ソリューションの提供を通じて、より幅広いユーザーの自動化ニーズに応えていくとし、今後についても「イブ・オート」のみならず、その他の協業も視野に入れた両社の連携を続ける。