輸配送管理システムなどを手がけるパスコ（本社・東京都目黒区、高橋識光社長）は９月19日から、期間・機能限定で同社の配車管理システム「LogiSTAR 配車管理簿」の無償提供を開始した。

  労働時間規制や労働力不足などで従来の輸配送の維持が困難となる中、同社ではその解決策として「効率的で戦略的な配車」に着目。車両リソースを軸とした運用が可能な「LogiSTAR 配車管理簿」の機能のひとつである「配車状況の共有機能」を無償で試用できるようにした。

　「配車状況の共有機能」は、モバイルから車両の指定や作業時間を入力することで適切な空車状況の照会や予約ができる機能で、空車状況を顧客に示しながらの配送調整などが可能なため、荷主や輸配送事業者の確認や手配にかかる手間を軽減できる。

　９月19日から受付を開始しており、無償試用期間は依頼日から３ヵ月間。社数は10社に限定している。申し込みは以下ウェブサイトまで。https://pd.pasco.co.jp/l/915541/2024-03-27/ndngq