運送業向けに採用支援事業を手がけるＬＩＧＯ（本社・東京都港区、長妻潤社長）は８日、運送会社と荷主のマッチングメディア「ハコプロ」に、「ホワイト物流認定マーク」制度を11月上旬から導入すると発表した。

　同制度は、持続可能な成長や働き方改革などの「ホワイト物流」に積極的に取り組む運送会社を評価・認定するもの。「★１つ」から「★３つ」までのランク分けで認定し、認定された運送会社に認定マーク（写真）を付与することで、荷主が安心して配送パートナーを選定できる環境を提供する。

　評価の基準は、パレット輸送などの積極的な導入といった「運送に関するホワイト物流の取り組み」、持続可能な契約環境の整備によって賃金や労働条件の改善を目指す「契約に関するホワイト物流の取り組み」、長時間労働を避けるなどドライバーの健康管理を通じて安全な運行体制を実現する「社内に関するホワイト物流の取り組み」の３種類。ＬＩＧＯは、運送会社が認定を受けることで、企業イメージの向上や優秀な人材の確保、取引先からの信頼向上、「ハコプロ」内での露出増加などが期待できるとしている。