アマゾンジャパン（本社・東京都目黒区、ジャスパー・チャン社長）は22日、Ａｍａｚｏｎロッカー（写真）を全都道府県に導入完了したと発表した。

　現在の導入台数は約４０００台。Ａｍａｚｏｎで注文した商品を、外出先や旅先など都合のよい場所や時間に受け取ることが可能となる。最新型のロッカーは完全非接触型で、Bluetoothを使ってロッカー内のスロットを開けることができる。ロッカーを使用することで再配達が減るほか、ＣＯ２排出量の削減にもつながる。

　また、多くのＡｍａｚｏｎロッカーには名前がついており、その地域にゆかりのある言葉や食べ物などから名付けられている。今回、47都道府県で最後の導入となった島根県では、県内１号機が松江市のココカラファイン田和山店に設置され、出雲弁で「ありがとう」を意味する「だんだん」という名前がつけられた。

　なお、同社では全都道府県への導入を記念して、まだ名前がつけられていない13県のＡｍａｚｏｎロッカーへの命名キャンペーンを５月19日まで実施する。