カーゴニュース 2026年10月13日 5474号

「2030年問題」、7割が配送遅延に不安

再配達有料化に5割以上が「賛成」

2026/10/09 16:00
全文公開記事 宅配・ラストワンマイル 物流データ・統計・調査

 レバレジーズ(本社・東京都渋谷区、岩槻知秀代表取締役)は6日、エッセンシャルワーカー向けキャリア支援サービス「レバジョブ」で「ドライバー不足に関する意識調査」を実施し、その結果を公表した。それによると、人口減少や高齢化などによるドライバー不足が懸念される「物流2030年問題」について、7割以上が配送遅延への不安を抱いていることがわかった。

 

 同調査は、月1回以上ネット通販利用または荷物の自己受け取りを行う20代~60代以上の男女647人を対象に行ったもの。その結果、再配達を依頼した経験については92・4%が「経験がある」と回答。再配達が発生した理由では「配達日時を指定していなかったから」(34・1%)が最多となり、次いで「配達予定日・時間を把握していなかったから」(20・1%)、「急な仕事や予定が入り不在だった」(17・9%)が続いた。また、再配達の手配後も受け取れず、あらためて再配達をしてもらった経験は約2割に及んだ。

 

 再配達の有料化については、「賛成」が52・7%で過半数を占めた。主な理由では「ドライバーの負担軽減につながる」(85・9%)が最多だった。一方、反対の理由は「利用者の負担が大きくなる」(68・3%)が最も多かった。

 

 物流業界の「2030年問題」については54・8%が存在を認知しており、今後ドライバー不足などを背景に配送遅延が増える可能性については「非常に不安を感じる」(25・5%)、「やや不安を感じる」(50・4%)を合わせ、7割超が不安を抱いていた。物流業界の人手不足改善に必要だと思う施策について尋ねると、「賃上げ」(61・4%)が最も高く、次いで「再配達削減」(53・9%)、「働き方の改善」(51・9%)、「宅配ボックスの普及」(45・4%)と続いた。

将来の配送遅延への不安について
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