国土交通省は輸送業務の効率化や持続可能性の確保を図るため、今年度の「モーダルシフト等推進事業費補助金」３次募集を実施している。物流総合効率化法に基づく総合効率化計画を策定する荷主・物流事業者の協議会に対し、上限５００万円の経費補助を行うもの。詳細は国交省ＨＰに掲載しており、申請先は事業計画の主とする地域を管轄する地方運輸局。今月23日まで公募している。

　補助対象はモーダルシフトのほか、共同配送、中継輸送、旅客鉄道やバスを活用した貨客混載、無人搬送車・無人フォークリフト、ピッキングロボットの導入、鮮度保持コンテナを利用した農産品輸送の効率化、企業間の事業再編などによる輸送の効率化を想定している。

　なお、今回の公募は計画策定のみを補助するものだが、来年度は運行経費補助も実施することで、物流効率化の促進を図る。