西日本・関西エリアの物流業界向けの展示会である「関西物流展」が10～12日の３日間、大阪市住之江区のインテックス大阪で開催された。５回目の開催となる今回は過去最大となる３７６社１０４６小間が出展し、２万５３００人が来場した。

　初日のオープニングセレモニーで谷鉃也実行委員長は「『２０２４年問題』が毎日のようにメディアに取り上げられているが、物流業界は労働者不足、業務効率化、後継者不足、労働環境改善などの課題が山積みだ。関西物流展が課題解決の一助になれば幸いだ」と挨拶した。

　　
　展示会場には生産性向上や環境改善、コスト削減など物流業界の課題解決につながる製品・技術・サービスを提供する出展者が一堂に会したほか、開催期間中は、識者による物流効率化や人材育成などをテーマとした特別セミナーや、出展企業による自社製品や技術をＰＲするセミナーが開催されるなど、終日賑わいを見せた。

　次回、第６回関西物流展は、来年４月９～11日にインテックス大阪で開催される予定。