「ムーボ・ヴィスタ」で実運送情報を一元管理

カーゴニュース 2025年1月14日 第5307号

アスクルロジスト/Hacobu
全15拠点に「ムーボ・ヴィスタ」導入へ

実運送体制管理簿への対応も推進

2025/01/10 16:00
荷主・物流子会社 DX・システム・新技術

 ASKUL LOGIST(アスクルロジスト、本社・東京都江東区、天沼英雄社長)とHacobu(ハコブ、本社・東京都港区、佐々木太郎社長CEO)は7日、アスクルロジストが配車受発注・管理サービス「MOVO Vista(ムーボ・ヴィスタ)」の導入を全拠点に拡大すると発表した。全国15ヵ所の物流センターにおける輸送業務の効率化につなげるとともに、「実運送体制管理簿」への対応を進めていく。

 

 アスクルロジストは全国15ヵ所の物流センターを拠点とし、月間数千件の輸送依頼を取り扱っている。かねてから、「ムーボ・ヴィスタ」を活用した業務のデジタル化を進めており、これにより輸送管理業務の工数を75%以上削減するなどの成果を挙げているという。

 

 今回、すでに導入済みの「西日本輸送管理センター」に加え、今月から「東日本輸送管理センター」でも「ムーボ・ヴィスタ」の導入を開始。これにより、全国の物流センターで、車両受発注・発注書作成などの機能を活用した輸送管理業務のさらなる効率化や法令遵守を実現する。また、「ムーボ・ヴィスタ」に実装された「実運送体制管理簿出力機能」を活用することで、法改正への対応をスムーズに進めていく。アスクルロジストは「4月からの全国運用開始に向けて今後はシステム導入やマニュアル整備などを計画的に実施するほか、導入を通じて得られた知見を活かし、物流領域全体のデジタル化推進と健全な発展に貢献していく」としている。

 

 

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