太平洋工業（本社・岐阜県大垣市、小川哲史社長）が新製品として20日に提供を開始した温度ロガーBluetoothタイプ「e-WAVES BLEタイプ」と、ドコマップジャパン（本社・東京都港区、浦嶋一裕社長）の車両位置情報管理サービス「DoCoMAP」が、４月より連携を開始する。

　「e-WAVES BLEタイプ」は、太平洋工業が展開する温度・湿度計測機器「e-WAVES」にBluetooth機能を追加したロガー。計測データはアプリやクラウドで表示され、現場や遠隔でも確認が可能。トラック庫内や倉庫内からでも対象のスマートフォンに送信でき、輸送中や保管庫内の温度管理に活用できる。

　今回の連携により、温湿度データを、ドコマップジャパンのスマートフォン向け運行状況記録アプリ「docomapPLUS」にBluetoothでつなぐことで、車両の位置情報と庫内温湿度のデータをリアルタイムにDoCoMAP上でモニタリングできる。また、ドライバーの作業状況の記録も可能で、運行日報や温度管理表を自動で生成することも可能となる。