ミズノ（本社・大阪市住之江区、水野明人社長）は19日、東京都内でワークビジネス商品の説明・体感会をメディア向けに開催した。

　豊富なランナップをそろえるワークウェアやワークシューズのほか、作業用ヘルメットや足甲を保護するプロテクターなど、同社がスポーツ用品の開発で培ってきた技術やノウハウを活かしたワーク商品の数々が展示され、スタッフが説明を行った。保温性の高いウェアや、体を冷却する猛暑対策器具、通気性が高く蒸れにくいシューズなどの説明では、実物や使用素材を用いて機能性を実演。また、体感コーナーが用意され、スポーツの動きを３次元で解析しワークシーンの動きに対応した「ダイナモーションフィット」により開発したウェアや、耐滑性、軽量性に優れたシューズを参加者が試着し、その機能性を実感した。

　ミズノは、１９９７年に企業ユニフォームを企画・販売する専門部門を設置し、これまで１６００社以上への納品実績がある。２０１６年よりワークシューズを、18年からはワークアパレルを本格的に展開し、翌19年にワークビジネス事業部を新設した。運輸業や製造業などさまざまな業種への商品ラインナップの拡充を進めている。