カーゴニュース 2025年7月1日 第5351号

関通
達城社長がサイバー攻撃の体験を書籍化

具体的なエピソードや対策事例を収録

2025/07/01 07:00
全文公開記事 環境・CSR その他

 関通(本社・兵庫県尼崎市、達城久裕社長)の達城社長は6月20日、同社が受けたサイバー攻撃の危機と、それを乗り越えるまでの体験を記した書籍『サイバー攻撃 その瞬間 社長の決定』を全国の書店およびネット書店で発売を開始した。同書には、サイバー攻撃に直面した際の具体的なエピソードや数々の対策事例が詳細に記されている。

 

 『サイバー攻撃 その瞬間 社長の決定』は昨年9月に発生した関通へのランサムウェアによる大規模サイバー攻撃に関し、社員500人や取引先500社に影響が及ぶ中、経営陣は何を考え、どう決断して危機を乗り越えたか、また再発防止のための企業改革などを、リアルな記録をもとに綴ったノンフィクションドキュメント。経営者や経営幹部、危機管理・情報セキュリティ担当者、物流やEC業界に関わる企業関係者などを主な読者層としている。

 

 同書を通じ、サイバー攻撃の脅威と具体的な対処方法、危機発生時の経営者の思考や意思決定プロセス、困難な状況下でのチームビルディングと社員との協働の重要性、危機を「成長のチャンス」と捉えるレジリエンス(回復力)の養い方、これからの時代に求められる持続可能な経営の視点のヒントなどを伝える。達城社長は「この経験が、同じ困難に直面する企業を救う一助となるのなら、これほど嬉しいことはない」とコメントしている。

 

達城社長
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