シーイーシー（本社・東京都渋谷区、姫野貴社長）はこのほど、同社が展開するバース管理システム「ロジプル」の「車両誘導装置、車両誘導システム及び車両誘導方法」において特許を取得した。

　ロジプルは、「バース予約管理システム」を軸に「車両入退管理システム」「受付管理システム」「車両誘導システム」「バース実績管理システム」「ロジプルＷＥＳ」の各システムから構成され、現場状況により、様々な組み合わせで導入されている。ＧＰＳとの連動により「指定圏内での自動受付」や「遅延の自動通知」を可能としており、入退管理ではＥＴＣ車載器や車番認識カメラにより車両を検知し、ゲート開閉などと連携する。また、自動音声電話やＳＭＳ、電光掲示板により車両を自動で誘導し、バースにおいては利用時間・積載重量などの記録による様々な分析も可能となる。

　今回の特許取得は、バース予約からバースでの在車判定までとなり、一連の流れにおける自動化・省人化の技術が評価されたもの。

　同システムは、10日から開催中の関西物流展の同社ブースで展示・説明される。