カーゴニュース 2025年8月26日 第5365号
メイキコウ(本社・愛知県豊明市、保賀誠一郎社長)は8日、ものづくり産業向けに特化した動画配信サイト「アペルザTV」で、荷役省人化について解説した。
「アペルザTV」は、最新製品や技術、トレンドやノウハウなど、ものづくりや研究開発に携わる技術者の役に立つコンテンツを視聴できる動画配信サイト。7月30日から8月8日にかけて、特別イベント「Factory Automation Week 2025 Summer」を開催し、メイキコウからは、営業統括部営業管理企画グループの渡邊暁雄グループマネージャーが登壇し、「荷役作業が大きく変わる、自動化の事例紹介」をテーマに解説した。
渡邊氏は動画の冒頭で物流を取り巻く環境と問題点を説明。「トラックドライバーの減少と高齢化により、2030年には輸送能力が19・5%不足する可能性があり、今から対応する必要がある」と指摘した。さらに、「フォークリフト人員不足の深刻化や、荷主への監視体制強化といった課題が山積みであり、荷役現場の環境改善が求められる」と話した。
続いて渡邊氏は、荷役省人化に向けた方策として自動化システムを紹介。ウイング車向けのパレット自動積み込みシステムや、バラ荷物用の全自動荷降ろし装置である「オートマチックデバンダ」、常温・冷凍対応可能な半自動荷降ろし装置「デバンダ」などを導入事例を交えて解説し、「荷役現場における課題を解決するには、発荷主・着荷主の双方が省人化・省力化に対応した機器の導入が必要だ」と訴えた。
動画はオンデマンド配信されており、会員登録すれば下記のURLより視聴可能。https://tv.aperza.com/watch/2080
購読残数: / 本
恐れ入りますが、ログインをした後に再度印刷をしてください。