カーゴニュース 2026年2月5日 5408号
パレットレンタル最大手の日本パレットレンタル(JPR、本社・東京都千代田区、二村篤志社長)は1月30日、同業である日本パレットプール(NPP、本社・大阪市北区、浜島和利社長)の完全子会社化を目指し、TOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。NPPは同日、TOBを受け入れる方針を表明したほか、NPPの株式11・37%を保有する第2位株主であるNIPPON EXPRESSホールディングスもTOBに応募する考え。
買付価格は1株につき2510円で、TOB公表前日の終値1730円から45%強のプレミアムを加えた。買付予定数は156万2665株で、下限は所有割合49・74%にあたる78万7200株。買付期間は2月2日から3月17日までの30営業日。買付代金は最大約39億2200万円にのぼる。TOBが成立すれば、NPPは東証スタンダード市場への上場が廃止となる。
NPPは1972年設立のパレットレンタル大手で、化学業界を中心に幅広くパレットのレンタル事業を展開し、デポ数は全国約200ヵ所を構える。2025年3月期の業績は売上高69億3500万円、営業利益3億6800万円、経常利益4億7100万円、当期純利益3億1000万円。
JPRはNPPを子会社化することで、デポ運営の効率化やIT・DXへの注力によるサービスの高付加価値化、人材の相互有効活用など、事業基盤の強化・拡大が可能になるとしている。
なお、NPPの筆頭株主で株式12・27%を保有するJR貨物は、現時点においてTOBの賛否についての態度を表明していない。
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