環境に配慮した新しい運搬機器を発売
2024/11/21
マテハン
カーゴニュース 2024年6月6日 第5248号
オークラ輸送機(本社・兵庫県加古川市、大庫良一社長)は、荷積みパレットの自動積み降ろし装置「トラックローダTL‐2P」を開発し、6月より受注開始する。
「トラックローダTL‐2P」は、荷積みパレットを自動で大型トラックへ積み込む「トラックローダ」をバージョンアップし、荷降ろし機能を追加した装置。出荷作業と入荷作業の両方に対応できるようになった。
レール上を走行するフォーク搭載のトラバーサ(水平移動装置)が、荷積みパレットを2枚ずつ持ち上げ、トラックの側面から荷降ろしを行う。トラバーサの上部に搭載したビジョンカメラが、荷台の高さとパレットのフォーク差し込み口を認識し、フォークを確実に差し込み、パレットを持ち上げて排出する。排出されたパレットはトラバーサがレールを水平移動してコンベヤに降ろされ、コンベヤにより自動倉庫に格納される。積み込みの場合はこれとは逆の動きになる。これにより省人化と、荷役時間の大幅な短縮が期待できる。
10tトラックにT11型パレットをフル積載した16枚を荷降ろしする場合の作業時間は約17分で、荷積みの場合は約13分。積載荷重は最大1700㎏。
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