カーゴニュース 2026年6月25日 第5446号
ナビタイムジャパン(本社・東京都港区、大西啓介社長)は23日、法人向け運行管理サービス「ビジネスナビタイム動態管理ソリューション」をリニューアルし、従来の動態管理に加え、配車計画やドライバーの業務支援など輸配送管理全体をサポートするサービスに改良し、名称を「ビジネスナビタイム輸配送管理クラウド」に変更した。
「ビジネスナビタイム動態管理ソリューション」は2012年、車両の動態管理やナビゲーション機能などを一体化した物流業界向けサービスとして提供を開始。ナビゲーション機能の強化や、ドライバーの労働状況の可視化、配車計画などの機能拡張を行いながら、契約者数を伸ばしている。
物流業界では、ドライバー不足をはじめ荷待ち時間の削減や荷役効率化、積載・配車効率化などさまざまな課題が顕在化している。同社ではそれら課題を解決するためには、動態管理だけでなく運行前から運行後までの輸配送業務を、実態に即して一気通貫で分析・サポートすることが重要だとして、「ビジネスナビタイム動態管理ソリューション」を、輸配送全体をワンストップで管理する「ビジネスナビタイム輸配送管理クラウド」に改め、展開していくことにした。
「ビジネスナビタイム輸配送管理クラウド」には、リアルタイムな車両位置情報と到着時刻を予測する機能、労務状況を分析する「動態管理」はもちろん、「配車計画」や「ドライバー支援」の機能を備える。「配車計画」では、従来の巡回経路検索技術にAIを掛け合わせ、渋滞予測などさまざまな条件を考慮した配車計画を素早く算出する。配車担当者による微修正も可能で、作成した配車計画はドライバーのスマートフォンアプリに連動する。また、「ドライバー支援」では、「大型車向けのナビゲーション」や、スマホのカメラでバーコードを読み取ることで行える「検品」の機能や、訪問先への行き方や納品ルールをデータベース化して共有する「軒先情報の共有」などの機能が利用できるようになり、未経験のドライバーでも配送品質を維持して業務を遂行できるようサポートする。
メディア向け説明会で概要を解説した、ビジネスナビタイム事業責任者の内門智弥氏は「我々は『ドライバー不足の状況をどう改善していくか』が重要なポイントと考えており、荷待ち・荷役の削減や積載率・配送効率の向上がますます重要になるととらえている」とし、「これまでは動態管理やナビゲーションが中心だったが、今後は幅広く物流の課題にかかわっていく必要があると考え、サービスのリブランディングと名称変更を行った。輸配送管理全体を深くカバーしていけるようサービス展開していきたい」と語った。 ■
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