ファンド設立記念撮影の様子(左から3人目が田口社長)

カーゴニュース 2026年7月21日 第5453号

セイノーHD
100億円規模の新ファンド「SAF」設立

ミドル・レイターステージを投資対象に

2026/07/21 06:00
全文公開記事 総合物流・3PL 経営計画・戦略 M&A

 セイノーホールディングス(本社・岐阜県大垣市、田口義隆社長)は15日、物流領域およびバリューチェーン関連領域を対象にした新たな投資ファンド「SEINO Alliance Fund(SAF)」を100億円で設立すると発表した。Spiral Innovation Partners(SIP)がGP(ゼネラルパートナー)となり、セイノーHDが唯一の出資者であるシングルLP(リミテッドパートナー)として参画する。成長ステージへの投資に対応し、株式上場などを視野に入れたミドル・レイターステージのスタートアップ企業を主な投資対象にしていく。

 

 セイノーHDは、2019年にLogistics Innovation Fund(LIF)、23年にValue Chain Innovation Fund(VIF)を立ち上げ、スタートアップ投資の知見などを積み重ねてきた。今回設立するSAFはこれらとは独立した新たなファンドとして設立されるもので、多様な投資手法を通じて投資先の成長を支援していく。

 

 主な投資対象は、IPO(新規上場)を視野に入れたミドル・レイターステージのスタートアップ、ファンド期限やポートフォリオ最適化の観点からセカンダリー売却を検討している投資家、大企業からのスピンアウトにより事業規模を拡大し、次の成長加速を必要としている企業――などで、セイノーグループとの協業を起点に、物流業界全体を巻き込んだエコシステムの形成などを目指していく。

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