車内に「応急キット」を常備

カーゴニュース 2026年7月23日 第5454号

佐川急便
物流を止めないための熱中症対策

応急キット常備、体調予防など

2026/07/22 16:00
全文公開記事 人材・働き方・賃金 宅配・ラストワンマイル 安全・BCP

 佐川急便(本社・京都市南区、笹森公彰社長)は13日、現場作業員を対象に同社が実践している熱中症対策を公表した。

 

 屋外で作業するドライバーはとくに熱中症のリスクが高いため、経口補水液と冷却剤による「応急キット」を全拠点・全車両に配備。塩飴や塩タブレットも配布し、熱中症の予防に努めている。

 また、熱中症の危険度は、気温だけでは判断できないため、湿度・日射/輻射熱・気温の3要素から算出されるWBGT値を午前・午後の1日2回計測し、従業員に頻繁な水分補給や適切な小休憩を取るよう促している。

 

 クールファンベストやネッククーラー、ネックファン、ハーフパンツなど、対策ウエアを用いた熱中症予防にも注力。また、アイススラリーや冷感スプレーの使用、冷感機能付きアンダーウェアの着用も可能にしている。

 

 安全な業務運行のため、従業員の体調管理を日常的に確認。出発前には運行管理者がドライバーの体調をチェックし、夏季には朝食の摂取状況も確認することで体調不良の予防に努めている。さらに、熱中症の恐れがある場合の対応フローを全従業員に共有。異変に気づいた際は作業を中断し、安全推進課に連絡して状況を伝え、異常が認められる場合はすみやかに119番に通報する。自力で水分補給が可能な場合は、涼しい場所で休ませ、経過を見守ることを徹底している。

1日2回WBGT測定器でチェック
クールファンベストやハーフパンツを着用
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