カーゴニュース 2026年9月3日 第5464号
アジア最大規模の物流展示会である「国際物流総合展2026」が9月8日から11日までの4日間、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される。17回目となる今回の展示会は、変革期を迎えた物流に対する社会的な注目の高さを反映して、509社・団体/3359ブース(7月現在)が出展を予定するなど過去最大の出展規模となる見通し。また、来場者も過去最多となる8万5000人を見込んでいる。
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今年4月に改正物流効率化法が完全施行されるとともに、3月には2030年度までの物流施策の羅針盤ともいえる「総合物流施策大綱」が閣議決定されるなど、物流はいま、持続可能性を確かなものにするための取り組みの渦中にある。人手不足や気候変動をはじめとする様々な制約のなかで、持続的なサプライチェーンを構築するためには、これまでの物流のあり方を大きく見直していく必要がある。とくに改正物効法では、大手荷主企業に物流統括管理者(CLO)の選任を義務づけるなど、荷主企業に持続可能な物流づくりに向けた一定の義務や責任を課しており、より生産性の高い物流を実現するためには新たなソリューションが不可欠となっている。
今回の展示会では、CLOの業務サポートにつながるソリューションをはじめ、物流/サプライチェーンの最適化を実現する新たな技術などが数多く展示される。また、加速度的に進化するAIによる物流現場の変革など最新動向を体感する場ともなるだろう。しかし、いくらデータやAIによる最適化・自動化が進んだとしても、物流の根幹には必ず「人」が存在する。その意味で、展示会のテーマである「知恵と技術で、物流の未来を切り拓く。」は、人による「知恵」と「技術」とのベストミックスが、物流危機から抜け出す最善の道であることを示唆しているともいえるだろう。
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「国際物流総合展2026」では、マテハンメーカーや物流事業者などのソリューション展示だけでなく、有識者やキーパーソンによる講演・プレゼンテーションで構成される「ロジスティクスフォーラム2026」が連日開かれるほか、グローバル物流に焦点を当てた新企画「Global Logistics Conference」も開催される。物流行政の最新動向や荷主・物流事業者の先進的な取り組み事例などに触れることで、自社の物流改革に役立つヒントが必ず見つかるだろう。
物流革新に向けた「集中改革期間」の初年度である2026年。展示会の4日間を新たなソリューションと出会う場にしてほしい。
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