ハコブ、多角形エリアによる着荷自動判定に対応
2024/11/21
DX・システム・新技術
カーゴニュース 2024年6月25日 第5253号
ゼネテック(本社・東京都新宿区、上野憲二社長)は、3Dシミュレーションソフト「FlexSim」最新バージョンである「FlexSim2024」の日本語版(写真)を7月8日にリリースする。新たに加わった機能によりさらに精度の高いシミュレーションが可能になり、現場で発生する様々な事象をリアルに再現する。
具体的には、「人」や「AGV/AMR」の最適な動線を定義する際に、移動時の加速度と減速度の設定が追加され、作業者の動きの開始や停止時における自然な加減速を再現し、より高精度なシミュレーション解析が可能になった。
これまで制御工場内を移動する特定エリアへの同時進入数を制限する機能は「AGV」のみ可能であり、「AMR」と「人」に対しては対応できなかった。最新バージョンでは「AGV」と同様に制限領域を設定することにより、「AMR」と「人」も同時進入数を制限することができ、対象ごとの移動による時間のロスや効率的な移動経路の検証などが比較可能となった。
また、NVIDIA社が提供するリアルタイム3Dグラフィックスの統合プラットフォーム、「Omniverse(オムニバース)」との連携を実現。FlexSimのシミュレーションモデルと仮想環境の統合が可能になり、将来的には製品開発から物流までのプロセスを効果的に最適化することで時間とコストを大幅に節約し、迅速な意思決定と問題解決に寄与する。
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