カーゴニュース 2024年7月2日 第5255号

国交省
宅配便再配達率が10・4%に減少

前年同月より1・0 pt改善

2024/07/02 17:14
行政 宅配・ラストワンマイル

 国土交通省は6月21日、2024年4月調査による宅配便の再配達率が10・4%だったと発表した。前回調査の23年10月の11・1%と比べ0・7 pt改善した。また、前年同月の11・4%に対して1・0 pt改善した。再配達率減少の要因について、物流の「2024年問題」への社会的関心が広がり、ドライバー不足や輸送力減少への意識が徐々に高まってきたことが、利用者にも伝わってきたとの見方もある。


 なお、調査対象はヤマト運輸(宅急便)、佐川急便(飛脚宅配便)、日本郵便(ゆうパック、ゆうパケット)の大手3社。今回は4月1日~30日に都市部・都市部近郊・地方の3エリアが含まれる営業所単位ごとに調査を実施した。次回調査は今年10月に実施する予定。

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