AZ‐COM丸和ホールディングス傘下の丸和運輸機関(本社・埼玉県吉川市、和佐見勝社長)は9日、ダスキンのレントオール事業(ダスキンレントオール)と「災害時における相互協力協定」を締結したと発表した。避難所開設に必要な物品や衛生商品を迅速に届ける。
災害時に各社が自治体から支援依頼を受けた際、丸和運輸機関はダスキンレントオールの要請に応じて車両と運転手を手配する。ダスキンレントオールも丸和運輸機関の要請に対して避難所開設に必要なパーテーションや冷暖房機器、衛生商品など約100種類の物品を提供するとともに、長期化する避難所生活に備えて共有部分の定期的な清掃などの衛生サービスも行う。AZ‐COM丸和グループでは全国に264拠点、ダスキンレントオールは97拠点を構え、両社のネットワークを活かすことで災害時に必要な物品や衛生商品を配達できる地域が拡大するという。
丸和運輸機関の和佐見社長は「今回の両社の協定締結で『必要なものを』『必要な時に』『必要な場所に』お届けすることが可能となり、被災地の早期の環境整備に貢献できる」とコメント。ダスキンの大久保裕行社長も「災害時によりスムーズに被災地へ必要な物品を届けることができると考え、締結に至った」としている。
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