出発式の様子(左から赤松氏、富田氏、竹下氏、梅村氏)

カーゴニュース 2024年9月3日 第5271号

グリコ/キユーソー流通など
W連結トラックの共同運行を開始

菓子と異業種の荷物を同時輸送

2024/09/03 09:40
荷主・物流子会社 トラック輸送 2024年問題

 江崎グリコ(本社・大阪市西淀川区、江崎悦朗社長)とキユーソー流通システム(KRS、本社・東京都調布市、富田仁一社長)、NEXT Logistics Japan(NLJ、本社・東京都新宿区、梅村幸生社長)は2日から、ダブル連結トラックを活用した、江崎グリコの菓子と異業種の荷物の同時輸送を開始した。同運行で年間約20%のCO2排出量削減が見込まれるほか、ドライバーの働く環境改善や人材不足対応が期待される。


 同運行は、ダブル連結トラックを活用し、関東~関西間で江崎グリコの菓子を輸送するとともに、兵庫県と神奈川県の拠点(NLJクロスドック)で、トレーラの連結・切り離しを行い、異業種の荷物を同時に輸送するもの。ダブル連結トラックの利用でドライバー不足に対応するとともに、東京都・静岡県・兵庫県の中継拠点でドライバーが交替することにより、ドライバーの日帰り運行が可能で、労働環境の改善が見込まれる。

運行スキーム(イメージ)

 運行開始に先立ち、8月22日には出発式を執り行い、KRSの富田社長、KRSグループの運送機能会社キユーソーティスの赤松淳社長、江崎グリコSCM本部ロジスティクス部の竹下徹部長、NLJの梅村社長が出席した。

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