カーゴニュース 2024年4月16日 第5234号

センコーGHD
宮崎県に「都城物流センター」開設

ランテックが入居、大容量蓄電池を設置

2024/04/16 14:21
総合物流・3PL 倉庫・物流施設

 センコーグループホールディングス(本社・東京都江東区、福田泰久社長)は8日、宮崎県都城市に新拠点「センコーグループ都城物流センター」(写真)を開設した。センコーGHDが建設・保有し、グループ会社のランテック(本社・福岡市博多区、舛元健了社長)が施設を賃借し運営するもので、こうしたスキームの施設は4例目となる。

 

 新センターは2階建て、延床面積9272㎡。倉庫内は常温・冷蔵・冷凍の3温度帯による保管・管理が可能で、温度管理が必要な食品向けセンターとして最適な仕様となっている。立地は宮崎自動車道・都城ICから約1㎞にあり、宮崎県内をはじめ鹿児島、熊本など九州南部をカバーする拠点となる。

 

 また、同センターはパワーエックスが製造する大容量蓄電池「Mega Power」(蓄電容量2742kwh)を敷地内に設置。屋根上に設置した太陽光発電設備によって発電した電力をMegaPowerに貯め、再生可能エネルギーとして物流センターで自家消費するもので、国土交通省の物流脱炭素化促進事業の認定を受けて実現したもの。

大容量蓄電池「Mega Power」
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