環境に配慮した新しい運搬機器を発売
2024/11/21
マテハン
カーゴニュース 2024年10月8日 第5281号
メイキコウ(本社・愛知県豊明市、保賀誠一郎社長)は、全自動荷降ろし装置「オートマチックデバンダ」を開発した。
「オートマチックデバンダ」は、ロボットと直交伸縮コンベヤを組み合わせた全自動荷降ろし装置。走行機能を有したハンドリングロボットがコンテナ内に進入し、高度な画像処理技術によって積み荷を認識することで、自動かつ高速な荷降ろしを実現する。
独自開発したロボットハンドがエアー吸着により荷物をホールドし、荷受コンベヤがロボットハンドに同調して昇降することで、荷降ろし時間短縮につながる。同じく独自開発した移動式樹脂製ベルトコンベヤは15m伸縮可能で、荷物をコンテナの奥から運び出せる。これにより、「2024年問題」に伴い人手不足が深刻化している海上コンテナの荷役現場の自動化につなげる。
さらに、同社の搬送コンベヤやロボットハンドリングシステムなどと連携することで、荷降ろし後の搬送からパレットの積み付けまで、一連の自動化にも対応可能だ。
使用対象は20~40ftドライコンテナ。可搬質量は20㎏で、可搬寸法は240~550㎜。 本体の寸法はW1950×L8500(コンベヤ収縮時)×H2240㎜で、伸長時は最大L23500㎜となる。本体の質量は3300㎏。コンベヤの搬送速度は40m/分。
購読残数: / 本
恐れ入りますが、ログインをした後に再度印刷をしてください。