長時間労働などに不安も

カーゴニュース 2024年11月26日 第5295号

「トラック運転手」、9割が「大変そう」と回答

7割は「なりたいと思ったことがある」

2024/11/26 07:00
トラック輸送 人材・働き方・賃金

 NEXER(本社・東京都豊島区、宮田裕也代表取締役)は、中古トラック販売のアートフレンドAUTO(本社・愛知県一宮市、近藤正人代表取締役)と共同で「トラックの運転手」に関するアンケートを実施し、その結果を公開した。それによると、7割がトラックの運転手になりたいと思ったことが「ある」と回答した一方、「トラックの運転手は大変そうだと思う」との回答が9割以上を占めていた。

 

 調査期間は2024年11月4~14日。事前調査で「トラックの運転手に興味がある」と回答した全国の男女に対し調査を行い、有効回答数は288サンプルだった。

 

 調査によると、70・1%がトラックの運転手になりたいと思ったことが「ある」と回答。その理由としては、「かっこいいから」(20代・女性)、「知らない土地に行きたいから」(30代・男性)、「車の運転が好きだから」(30代・男性)、「一人で仕事できるので人間関係は、楽そうだから」(30代・男性)などが挙げられた。

 

 「トラックの運転手は大変そうだと思うか」を聞いたところ、「とても思う」(65・3%)、「やや思う」(29・9%)を合わせて9割以上に上った。理由については、「長距離の運転だと同じ姿勢で腰や肩など目の疲れもありそう」(20代・男性)、「長時間の運転。時間厳守なところ」(20代・男性)、「拘束時間の長さと長時間の運転」(30代・男性)など体力面の不安が多かった。

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