自動車事故対策機構(ナスバ)は2月1日から、「貨物軽自動車安全管理者講習」を開講する。今年4月に貨物軽自動車運送事業者(バイク便を除く)は営業所ごとに「貨物軽自動車安全管理者」を選任することが義務化され、選任前には講習受講が要件となったことによるもの。ナスバは国交省の委託を受けて講習実施機関となった。受講の申し込みは今月6日から受け付け、講習の詳細や申し込みについてはナスバHPで案内している。講習はナスバのeラーニング講習システム「eナスバ」が提供する。
受講者はインターネットを利用し、Webカメラ付きのパソコン・タブレットやスマートフォンから、受講期間中は24時間好きな時間に受講できる。インターネット経由のため受講する場所に制約されないという利点があるほか、動画を視聴して講義を受ける方式のため、多忙な事業者もすき間時間を利用して分割して受講できる。申し込んでから30日間の受講期間中は何度も講義内容を確認できる。テキストはダウンロードしてパソコン・タブレットやスマートフォン上で読めるほか、印刷も可能とし、講習終了後も手元に置いて確認できるようにした。
受講手数料は3700円(税込)で講習用テキスト代を含む。受講申し込みと受講料決済、本人認証を行えば即日、受講を開始できる。受講料はクレジットカードやペイジーによる事前決済のため、スムーズな手続きが行える。領収書や修了証明書は「eナスバ」のマイページから出力できる。
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