澁澤倉庫(本社・東京都江東区、大隅毅社長)は5日、阪神エリアの2拠点で危険物倉庫が竣工したと発表した。
神戸支店摩耶営業所七突倉庫(神戸市中央区)では、危険物倉庫2棟が3月25日に竣工。A 棟は約872㎡、B棟が約604㎡で、いずれも鉄骨造、平屋建て。同倉庫は、神戸港のほぼ中心に位置することから、港からの良好なアクセスを活かし、多様な輸出入貨物に対応できる仕様となっている。
海上コンテナ作業にも適した一部高床型ドックレベラーの設置や様々な梱包形態へ対応した特殊機器を有し、近年高まる危険物への物流需要に合わせて保管から荷役、輸送までのトータルサービスを提供。また、AEO(認定事業者)制度に基づく、特定保税承認者の認定を取得し、通関、保税管理も含めた、国際輸送に関するサービスを一括して請け負う拠点として運営していく。
大阪支店茨木営業所茨木危険物倉庫(大阪府茨木市)は3月29日に竣工し、延床面積約795㎡の鉄骨造、平屋建て。西日本物流網の結節点である茨木ICから約2㎞とアクセスに優れ、物流拠点として高いポテンシャルがある立地。消防法危険物第4類貨物全般の保管・入出庫業務が可能な機能を有し、同危険物の指定数量倍数は300倍と茨木市で最大の指定倍数の倉庫となる。近年需要が増加しているリチウムイオン電池などを主に取り扱う予定。
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