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　ＮＩＰＰＯＮ ＥＸＰＲＥＳＳホールディングス（本社・東京都千代田区、堀切智社長）は15日、グループ会社のＮＸ南アジア・オセアニア（小林克人社長）を通じ、バングラデシュで国内ロジスティクス事業を手がける物流会社Cold Chain Bangladesh Limited（ＣＣＢＬ社、Rezaul Alam社長）の株式の20％を取得した。

　ＣＣＢＬ社はバングラデシュ・ダッカを本拠地とし、国内の販売物流に強みを持つ３ＰＬ企業。国内10都市に温度調節機能を備えた13拠点を構える。保有車両は50台。温度調節が必要となる商品の保管・配送を含むあらゆる商品を一括して取り扱うことができる。

　ＮＸグループは２０１２年にバングラデシュへ進出し、アパレル産業を中心とするバングラデシュ発の国際フォワーディングを中心に事業を拡大してきた。今回の取引により、ＣＣＢＬ社のバングラデシュ国内でのロジスティクスネットワークやアセットを活用することで国内ロジスティクス事業を強化し、成長する内需から派生する物流需要を取り込んでいく。また、ＮＸグループのグローバルロジスティクスネットワークを活用し、顧客のサプライチェーンに対して「End to End」のソリューションを提供していく。