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　トーショーホールディングス（本社・東京都小平市、岩田敏雄会長）はこのほど、約30年ぶりに従業員のユニフォームをリニューアルした（写真）。

　同グループの中核会社であるトーショー（本社・同、岩田康太郎社長）の設立60周年記念事業の一環として企画した。動きやすい素材とデザインでドライバーや作業員の作業効率向上を図るほか、企業イメージの向上、リクルート効果、従業員の連帯感醸成なども狙う。

　ユニフォームメーカー数社でコンペを実施。デザインコンセプトが同社の考えにマッチし、機能性と耐久性を兼ね備えた品質であったことなどが決め手となり、セレクトショップを運営するビームスのユニフォームブランド「ユニフォーム サーカス ビームス」に依頼することとなった。デザインはデザイナーの岡義英氏が担当した。

　「不屈の精神」をコンセプトに、同社のコーポレートカラーである青色を基調としたデザインとした。機能面では、オールシーズンの着用を意識し、通気性と耐久性を兼備した動きやすい生地を使用。ポケットの構造や位置など、使いやすさを追求している。

　今回のリニューアルにあたっては、２０２３年にプロジェクトチームを立ち上げ、約２年間の開発期間を経て完成に至った。グループ社員約７００人への配布を終え、６月より着用を開始している。